2010年09月12日「究極の出会い」渡辺敏雄牧師

説教箇所:ヨハネによる福音書1章35~51節

説教要旨:
今日の箇所はいろいろな出会いが記されています。
人間と人間との出会い、そして人間とイエス・キリストとの出会いがあります。
私たちの人生においても様々な出会いがあります。とくに人との出会いは、その人の人生に大きな影響を与えます。でも人間同士の出会いは限界をもっていることを私たちは知らねばなりません。どのような限界があるのでしょうか。
究極の限界は死であります。私たち人間は皆死から免れることはできません。
人間同士の出会いがどんなに素晴らしい出会いであっても、それはいつか終わりがあります。
また人間の救いをもたらすものではありません。特に死から救われるには、私たちはイエス・キリストとの出会いを求めねばならないのです。
この御方に出会うしか私たちは死から解き放たれることはないのです。
なぜなら主イエスは、罪と死に打ち勝ち、復活され、私たちに永遠の命を約束されておられるからです。
さてキリストがナタナエルに語られたように、実は私たちも神によって知られているのです。
私たちが求める前に、キリストに実際に出会う前に、神は私たちを知っておられ、私たちをキリストを通して救いへと導かれようとしているのです。
そのことが私たちには見えないなくとも、私たちはすでに救いへと招かれているのです。
私たちはすでにキリストにあって神に見い出されているのです。