2011年08月21日「友なるイエス」渡辺敏雄牧師

聖書箇所:ヨハネによる福音書15章11~17節

説教要旨:
13節「友のために自分の命を捨てること、これ以上大きな愛はない」と言われています。
自分の命を友のために捨てるような人は果たしているのでしょうか。まずいないのではないでしょうか。
聖書はこのような友はイエス・キリストであることを告げています。キリストのみであると言っていいでしょう。
事実イエス・キリストは十字架で自分の命を私たちの救いのために捨てられました。
そのことで私たちは新たな命を得ています。新しい命は十字架の愛の支配の下に生きる命です。
この十字架の神の愛から私たちを引き離すことは何ものもできないのです。
人生においてイエス・キリストを救い主として発見し、イエス・キリストを真の友としては受け入れた人が幸いです。
その人は永遠の命を得ます。この世の他のどんな発見も永遠の命を私たちに与えるものではありません。
また人生のどんな時にもイエス・キリストは共にいてくださいます。共にいて慰め、励まし、癒し、支えてくれています。
人間の友はそうはいきません。いつも共にいることなど不可能なことです。
艱難、苦難の時においても主イエスは私たちと共にいます。むしろ苦難の時こそ、私たちにより近くいまし、私たちを御手において支えてくださいます。そのことで私たちは人生の荒波を乗り越えることができます。
人生の荒波を乗り越え乗り越えしつつ、私たちは一歩一歩永遠の命へと導かれていくのです。