2011年02月20日「わたしについて来なさい」渡辺敏雄牧師

聖書箇所:マルコによる福音書1章16~28節

説教要旨:
主イエスは「わたしについて来なさい」と言われます。4人の弟子たちはただちに、この言葉に従いました。でもよく考えてみれば、見ず知らずの人からこのようなことを言われて、素直についていく人などいるのでしょうか。おそらくいないでありましょう。
このことが起こったのは一重に神の言葉であるイエス・キリストの御声ゆえであります。
イエスの言葉には神の権威がありました。律法学者の権威はこの世の権威です。
そこには大きな違いがあります。
主イエスとともにやってきた神の権威が支配する場、それが神の国です。
神の国においては悪霊は場を占めることがでません。
私たちは主イエスの招きの言葉に従うとき、神の国の中へと入ります。
そして主イエスとの交わりにおいて神の国の完成に向けて主とともに前進するのです。
主とともに歩むとき、弟子たちは神の国へと人々を招く使命を主より帯びます。
一人でも多くの人が招きに応じるように主とともに活動します。
私たちもまた弟子たちと同じように主の言葉を聞き、主の招きに応じた者であります。
招きに応じた私たちも、弟子たちと同じ使命を帯びています。
弟子たちのように生活の一切を捨てて従う者ではありませんが、それぞれが置かれた場において主より与えられている使命に生きることが求められています。
主の福音の証し人として主に応答して生きる毎日でありたい。